【製造のプロは“目”をどう鍛えている?】2つの動画から学ぶ「見る力」の磨き方

製造やものづくりの現場では、わずかなズレや違和感に気づく“目の力”がとても重要です。
「同じものを見続けていると慣れてしまう」「微妙な違いに気づけない」という悩みは、現場ではよくあること、、、

 

毎日同じものを見てると、細かい違いって意外と見えなくなりますよね。
でも製造のプロたちは、それを見逃さないために“目のトレーニング”をしてるんです。
その方法がめちゃシンプルで、ちょっと面白いので紹介します!

 


 

■ 動画①:色ゴマで「見分ける力」を鍛える

 

製造のプロはどうやって”目”を鍛えているのか~色ゴマの紹介~
https://youtu.be/I3blgqtDpCg

 

この動画では、“色ゴマ”というツールを使った視覚トレーニングが紹介されています。
色のわずかな違いを瞬時に判断するための訓練で、一見すると同じように見える色でも
「微妙に濃い・薄い」「ニュアンスが違う」といった変化を見分ける力が要求されます。

 

色ゴマ”は、色の違いを見分ける力を鍛えるためのテストです。
一見そっくりに見える色でも、微妙な濃さの差やトーンの違いに気づく練習ができます。

化粧品の製造では、

  • ファンデーションやリップの微妙な色差

  • ロットごとの色ブレ

  • 仕上がりの色イメージの統一
    など、微妙な色のブレを見極めることは、製品を均一に仕上げるために欠かせないポイントになってきます。

色ゴマはこうしたカラー製品のチェックに必要な
「微妙な色の違いに気づく力」 を鍛えるのにぴったりのトレーニングとして使われています。

 


 

■ 動画②:はなまるテストで「気づく力」を磨く

 

生産のプロはどうやって”目”を鍛えているのか~はなまるテスト~
https://youtu.be/J24fKvLhx6A

 

こちらの動画では、さらに実践的な「気づきの力」を鍛える“はなまるテスト”が紹介されています。

普段気づかないような小さな違和感やズレを見抜くための訓練で、

集中して見る
比較して見る
違いに気づく


といった検査に直結する能力を高めることができます。

日々の作業に慣れてくると見落としが増えがちですが、このテストを定期的に行うことで「注意力のリセット」ができ、品質の安定にもつながります。

 


■ 2つのトレーニングに共通するポイント

 

どちらの動画にも共通しているのは、ただ見るのではなく、細かい違いに気づく力を意識的に鍛えることです。
色はもちろん、形や仕上がりの微細な違いにも気づける観察力が身につきます。
日々の作業の中で意識するだけでも、こうした力は少しずつ磨かれていきます。

 


■ まとめ

 ものづくりの精度は「よく見る力」で大きく変わる。

2本の動画では、化粧品の仕上がりに関わる「色の識別力」と「微細な違いに気づく力」を鍛える方法がわかりやすく紹介されています。
こうしたトレーニングは、製品の見た目や触ったときの感覚、ツヤや質感の安定にもつながる大切なスキルです。

日々の作業の中で、少し意識を向けるだけでも“見る力”は変わっていきます。


ぜひ動画もご覧ください!